#016: しゃけのかわ:「POWER BOYZ」
しゃけのかわ
北海道旧洞爺村地区の中高生5人組バンド。2022年結成。バンド結成後まもなく、ライヴ経験がほぼないながらもYouTubeでのPV再生回数が公開後1週間で2000回を突破。限界集落といわれる田舎の町でも、自分たちの楽しみやカッコいいと思うことが全国に伝わるような音楽活動を目指す。2023年8月1日に札幌でのライブが決定。詳細は、しゃけのかわ、インスタグラムアカウントにて。
Instagram: shake.no.kawa
Key Words:
MONGOLE800, 坂本龍一, チリー ゴンザレス(Chilly Gonzales), KING GNU, YONA YONA WEEKENDERS, 湖人祭り
エピソードを読む:
[江良]
今日は、引き続き洞爺湖、北海道洞爺湖町のラムヤートさんからお送りします。 今日は、こちらで活躍しているバンド、しゃけのかわ、のメンバーに来ていただきました。どうぞよろしくお願いします。
[ユウラ]
よろしくお願いします。
[江良]
じゃあ、早速ですけど、メンバー、自己紹介とパートを言っていってください。お願いします。
[ユウラ]
ギター担当の、今野ユウラです。

[アオト]
ピアノ担当の、島アオトです。
[ミズキ]
ドラム担当の、中山ミズキです。
[江良]
ちょっと、固くないですか?大丈夫ですか? 今ね、みなさんに「POWER BOYZ」を聞いていただきましたけども、まず、このしゃけのかわっていうバンド名なんですけど、なんでしゃけのかわになったの?

[ミズキ]
みんなで集まってるときに食べていたものがおにぎりだったんですけど、その具がシャケだったので、しゃけのかわにしました。
[江良]
やっぱ、北海道はシャケいっぱい食べるんですか?ここらへんってシャケっているんですか?
[アオト]
たくさん。
[江良]
たくさん?川を遡ってきたりするの?
[アオト]
うん。

[江良]
あの、結成のきっかけっていうか、どのくらい、結成したのはいつくらいなんですか?
[ミズキ]
去年の3月です。
[江良]
去年の3月。じゃあ、1年くらい? 活動の期間、っていうバンドでの活動の期間ってことで。
[ミズキ]
そうですね。
[江良]
なんか、きっかけみたいなのあったんですか?どうやってみんな集まってきたの?
[アオト]
最初3人で、それで、最初は3人、ベースのツバキ。
[江良]
今日、5人メンバーなんですね。今日いない札幌にいらっしゃるのが、ベースとギターが兄弟なんだよね。そのお二人は。がいて、今日はいらっしゃらないんだけども、そのお二人がいたの、最初、と?
[ミズキ]
最初は、ギターのユウラと僕とツバキの3人。で、吹奏楽が3人入ってて。
[江良]
それは同じ学校なんだね。
[ミズキ]
同じ学校です。
[江良]
ちなみにみんな、おいくつなんでしたっけ?
[ミズキ]
僕は15歳。 今年で16の年です。

[江良]
中学生?
[ミズキ]
社会人です。
[江良]
社会人、1年目だ。4月から。なるほど、そういうことですね。 アオトくん。
[アオト]
今は14歳で、今年で15歳です。
[江良]
15歳。何年生?
[アオト]
今、中学3年生です。
[江良]
中学3年生。ユウラくん。
[ユウラ]
僕もアオトと一緒で、中3の年です。
[江良]
じゃあ、みんな同じ中学校だった?
[ユウラ]
はい。

[江良]
なるほど。 じゃあ、吹奏楽でその3人が一緒で。 吹奏楽ってことは、普通にクラシックとかを、クラリネットとか、トロンボーンとかやってて、 で、なんでこういうバンドをやろうってことになっていったんですか?
[ユウラ]
僕がギターを始めて、ベースのツバキとドラムのミズキがもう楽器始めてたんで、そこでちょっとやってみようみたいになって。確か。
[江良]
じゃあ、学校のクラブ活動もないってことは、最初どういうとこで、みんな誰かの家に集まって、ちょっとセッションしてみようよみたいな感じだったの?
[ユウラ]
はい、ミズキの家に納屋があるんですけど、そこで3人でセッション。セッションじゃないけど楽器で演奏してみたいな感じですね。

[江良]
なんか納屋スタジオがあるって噂はちょっと聞いたんだけど。
[ユウラ]
そうです。
[江良]
納屋にドラムが置いてあって、アンプが置いてあって、でもやっぱりこういうところだから、ガンガン音出しても平気。スタジオ入っても。 僕東京から来てるんだけども、やっぱ東京だとスタジオ入るとお金かかったりとか、あと学校とかだともちろん5時ぐらいになったら帰らなきゃいけないとかね。僕も中学校の時バンドやってたんですけど、ある程度なんかあれですけど、友達の家の納屋でドラムとかあったら結構ガンガンやって、それが楽しくてハマっていったみたいな感じ?
[ユウラ]
そうですね。 うん。
[江良]
最初はどんな曲をなんか合わせたりとかしてたんですか?
[ユウラ]
小さな恋の歌を
[江良]
モンパチ
[ユウラ]
モンパチの。「小さな恋の歌」をやってたはず。
[江良]
その時はあれなんですか、ボーカルがいないじゃないですか。インストじゃないですか。やっぱり最初からボーカルはいないで。
[ユウラ]
ボーカルはずっと今いないですね。
[江良]
なんかでも、あれ去年の街のお祭りなんですか?お祭りで4曲ぐらいやってらっしゃったときは、椎名林檎さんの曲を。

[ユウラ]
「丸の内サディスティック」をゲストでボーカル出演してもらって。
[江良]
あれは友達の、学校の友達の女の子、歌ってたのは。
[ユウラ]
先輩の友達に歌ってもらいました。
[江良]
でも、今回、「POWER BOYZ」は完全オリジナルじゃないですか。曲は誰が作ったんですか?
[ミズキ]
ピアノのアオトとドラムの僕がだいたい作りました。
[江良]
普段どんな音楽を聴くんですか? すごい疾走感あって、気持ちいい曲だなと思いましたけども。
[アオト]
坂本龍一とか。あとはチリー ゴンザレス(Chilly Gonzales)とか。やっぱりそういう、ピアノで、ソロでかっこいい人をずっと車の中で聴いてました。
[江良]
最初のフレーズはアオトくんが作ったの? 2人でどういう風に曲作りが進んでったの?
[ミズキ]
僕が最初にコード作って、それに、最初僕だよね、多分ね。
[江良]
最初のモチーフのコード進行があって、それを渡して作っていった。
[ミズキ]
そんな感じです。
[江良]
でも結構アレンジが効いてるっていうか、 アレンジとかは、デモテープみたいなのを2人で作ったの?最初に。譜面を作ったの?
[アオト]
コードを動画で送ってもらって、それを何回か聴いて、 どんなメロディーがいいかなみたいなことを考えて、結構明るい感じで、自分は結構暗い曲を聴いてたので、そういう感じの曲を作るのにあんまり慣れてなかったから、そういう関係のアーティストとかの曲をたくさん聴いて参考にしました。
[江良]
普段どんな曲聴いてるの?

[ミズキ]
バンドを始めた頃は、ツバキもユウラも僕もキングヌー(KING GNU)にハマってたんですけど、最近僕は、ヨナヨナウィーケンダーズ(YONA YONA WEEKENDERS)っていう東京で主に活動している、あんまメジャーじゃないんですけど、渋谷系みたいなオシャレな音楽を聴いてます。
[江良]
じゃあそういう、でも2人でちょっとこうね、そういう自分のルーツというかね、聴いてることを反映してて、で、なんかこう、動画がユウラくんに送られてきたって感じだったんですか?
[ユウラ]
そうですね、はい。
[江良]
で、そっからこう、なんていうの、それぞれのベースと、もう一人のギターの人とかも含めて、どういうふうにこう、じゃあその納屋スタジオに集まって、なんかこう、アレンジをこう、仕上げてこう、みたいな感じになってたんですか?
[ユウラ]
そうですね、確か。
[江良]
どれくらい前に作った曲なの?
[ミズキ]
去年の夏、8月ぐらいに作りました。
[江良]
じゃあその、僕見た動画は夏祭りなのかな、あれは。
[ミズキ]
あれは9月の秋なんです。
[江良]
で、結構あのお祭りに向けて、結構なんかちょっとオリジナルやってこうよ、みたいな感じだったの? ライブは、あれが2回目だったんでしたっけ?
[ミズキ]
そうですね。
[江良]
最初のライブはどこでやってたんですか?
[ミズキ]
最初のライブは水の駅の裏でやりました。
[江良]
それは、なんかイベント?
[ミズキ]
まあイベントの一部でやりました。
[江良]
でも、ね、あの、それキングヌー(KING GNU)のコピーとかじゃなくて、オリジナルやろうと思ったのは何でだったの?
[ミズキ]
その、湖人祭りっていうのが、それでやったんですけど、その時にオリジナル作ってみたいなの頼まれて、それで作りました。

[アオト]
その時アオいなかったよね。それ、それなんか、なんだっけ、夏祭りだっけ? 夏祭りで、その、しゃけのかわで新曲作るんだけど、アオトお願いできるか?みたいなこと言われて、やるしかないだろうって。 ミズキと、なんか、ユウラと、他のメンバーと、なんか言ったの覚えてます。
[江良]
ユウラ君は?
[ユウラ]
全然覚えてないですね。
[江良]
そうなの。でもどれくらい、なんか練習はどれくらいの頻度でやってるんですか? メンバーがね、なんか物理的に、いつからこう、その時は一緒にこの街の、でいらっしゃったの?
[ユウラ]
はい。まだ、あの、ツバキが一番上なんですけど、まだ中3で、うちら中1だったんで、まだ洞爺にいて、で、それでミズキんちに結構、ちょくちょく、頻繁に集める、集まれたんで、練習できてたんですけど。今年?じゃ、去年か。去年からツバキが。
[江良]
去年の4月から札幌の学校に行かれてるんだよね、さっきね。
[ユウラ]
そうですね。高校に行ってて、だからあんまりメンバー全員では集まれてなかったですね。
[江良]
でも、この3人は結構集まってやってらっしゃるの?
[ユウラ]
うーん、いや、そこまで、そこまで集まってもないけど、 結構家で自主練っていうか、そういうのをちゃんとしてると思う。
[江良]
でもなんか、あの、でもなんか新しい曲とかも作ったりとかしてるんですか?
[ミズキ]
次、その、兄弟が帰ってくるのがゴールデンウィークって言ってたので、その時に2日ぐらいで仕上げるかっていう話を今してます。
[江良]
で、やっぱり、その最初のコードのモチーフとかはミズキくんが作ってくの?
[ミズキ]
そうですね。大体僕はコードだけ考えてます。
[江良]
で、それをみんなでシェアしてて、2日でガッと仕上げていく。ちなみにそのPower Boysっていうのは、結構なんかあの勢いがなんかピッタリの曲名だなと思いましたけど、これはあの、何、どういう由来なんですか?曲名は。
[ミズキ]
この曲の、決めたのはリーダーが決めたんですけど、いろいろ候補がたくさんあって。
[江良]
インストってちょっと難しいよね、曲名作るのね。
[ミズキ]
候補がたくさんあった中で、なんかいろいろくだらないのが中にはあって。
[アオト]
モンスターパラダイスとか。青いブルーとか。
[ミズキ]
いろいろあったね。その中でリーダーが「POWER BOYZ」って言ったんで、それになりました。
[江良]
なるほど、なるほど。でも本当になんかね、こう、エネルギーを感じる、疾走感ある曲だなと思いますけども。なんかこれからは、そういう意味でメンバー離れたりとか。 あれ、あとじゃあ、今卒業されて、社会人になって、バンド活動頑張ってるって感じなんですもんね。
[ミズキ]
働いてます。
[江良]
だから、これから、なんか、しゃけのかわ、どういう感じになっていきたいかと。あとね、個人、自分個人もどういう風になっていきたいかとか。難しいですか?
[ミズキ]
とりあえず、しゃけ、だけあるんで、北海道に名を知らせたい、ところまでは行きたいですね。
[江良]
なるほど。

[アオト]
自分は、えっと、あ、ごめん。自分は、今年中にライブを5回ぐらいできたら、めちゃくちゃいいなと思ってます。 じゃあ次、ユウラ。
[ユウラ]
僕は、セッションとかアドリブでギターを弾くっていうのが、あんまりまだできてないんで、そこをちゃんとできて、楽しくできたらいいなと思います。
[江良]
でも、この環境でライブやろうっていうと、街でも自分たちが参加できるようなイベントが結構あったりするんですか? とか、学園祭とかがあって、年間5回っていうのは、結構普通に、簡単にできる、簡単にっていうことでもないと思うけど、機会としては結構、メンバーが揃えば結構できるようなことなんですか?
[アオト]
5回って難しい?
[江良]
多分、いわゆる一般の夏祭りとか、湖人祭りとか、今出たようなイベントには出てるけど、プラスでもっと自分たちでも、ライブ自体をオーガナイズするっていうことでもないと思うけど、 何か色々探していかないといけないみたいな感じなのかな。
[ミズキ]
はい。
[江良]
でもね、やっぱり場数大事ですもんね。もっともっともっと上手くなれるよね、多分ね。ライブは色んな人に聞いてもらう機会をどんどん作っていけるといいですよね。
[ミズキ]
そうですね。
[江良]
はい、ありがとうございます。では、これからの意気込みというか、「POWER BOYZ」を聴いてくれているリスナーの方に何かメッセージを。どういうものを届けたいとか、自分たちはどういう気持ちで演奏しているんだとか、自分たちが演奏しながらどういうことを感じているかとか、何かないですか?
[ミズキ]
聴いてる人も楽しいし、やってる自分たちも楽しい感じにしていきたいなと思います。

[江良]
なんかでも本当に、インスタね、インスタアカウントあるんで、ぜひウェブサイトからみんなチェックしてもらえればと思いますけど、 インスタのそのアカウントに去年のお祭りの4曲やってるのがあがってますけど、映像を見てるだけですけど、街中のみんなが盛り上がってそうな、映ってないから想像なんですけど、歓声とか、地域のみんなに応援されてる感じがすごい。実際音としても、ベースの彼もすごい、ボコボコボコボコボコ弾くしね、地域のみんなが乗れてるというかね、そういう雰囲気がすごい伝わってきたから、ぜひみんなもね、皆さんも、しゃけのかわ、インスタフォローしていただければと思います。あとね、今日みんなのTシャツを、みんなじゃないかもしれないけど、しゃけのかわ、オリジナルTシャツも、なんかこのロゴかっこいいですね。これは誰がデザインしたんですか?
[アオト]
これは、この、洞爺のデザイナーさんに、友達のデザイナーさんに頼んでもらいました。で、ここのしゃけのかわの、
[江良]
なんかね、ラメ入ってるんですね。
[アオト]
部分は、そのデザイナーの娘さんが描いてくれました。
[江良]
なるほどね。ぜひ、これもかっこいいんで、なんかインスタを見ると、DMをすると買えたりもするらしいんで、ぜひ気になる方は、ぜひ見てみてください。はい、じゃあ、何か言い残したことありませんか?大丈夫ですか? じゃあ、言葉で伝えるというよりも、最後、もう一回ね、 曲をみんなに聴いてもらって、終わりにしたいと思うので、最後、みんなから曲紹介をぜひお願いします。
[ユウラ+アオト+ミズキ]
はい。しゃけのかわで、「POWER BOYZ」!

[江良]
はい、しゃけのかわでした。今日はどうもありがとうございました。
[ユウラ+アオト+ミズキ]
ありがとうございました。
今日は、引き続き洞爺湖、北海道洞爺湖町のラムヤートさんからお送りします。 今日は、こちらで活躍しているバンド、しゃけのかわ、のメンバーに来ていただきました。どうぞよろしくお願いします。
[ユウラ]
よろしくお願いします。
[江良]
じゃあ、早速ですけど、メンバー、自己紹介とパートを言っていってください。お願いします。
[ユウラ]
ギター担当の、今野ユウラです。

[アオト]
ピアノ担当の、島アオトです。
[ミズキ]
ドラム担当の、中山ミズキです。
[江良]
ちょっと、固くないですか?大丈夫ですか? 今ね、みなさんに「POWER BOYZ」を聞いていただきましたけども、まず、このしゃけのかわっていうバンド名なんですけど、なんでしゃけのかわになったの?

[ミズキ]
みんなで集まってるときに食べていたものがおにぎりだったんですけど、その具がシャケだったので、しゃけのかわにしました。
[江良]
やっぱ、北海道はシャケいっぱい食べるんですか?ここらへんってシャケっているんですか?
[アオト]
たくさん。
[江良]
たくさん?川を遡ってきたりするの?
[アオト]
うん。

[江良]
あの、結成のきっかけっていうか、どのくらい、結成したのはいつくらいなんですか?
[ミズキ]
去年の3月です。
[江良]
去年の3月。じゃあ、1年くらい? 活動の期間、っていうバンドでの活動の期間ってことで。
[ミズキ]
そうですね。
[江良]
なんか、きっかけみたいなのあったんですか?どうやってみんな集まってきたの?
[アオト]
最初3人で、それで、最初は3人、ベースのツバキ。
[江良]
今日、5人メンバーなんですね。今日いない札幌にいらっしゃるのが、ベースとギターが兄弟なんだよね。そのお二人は。がいて、今日はいらっしゃらないんだけども、そのお二人がいたの、最初、と?
[ミズキ]
最初は、ギターのユウラと僕とツバキの3人。で、吹奏楽が3人入ってて。
[江良]
それは同じ学校なんだね。
[ミズキ]
同じ学校です。
[江良]
ちなみにみんな、おいくつなんでしたっけ?
[ミズキ]
僕は15歳。 今年で16の年です。

[江良]
中学生?
[ミズキ]
社会人です。
[江良]
社会人、1年目だ。4月から。なるほど、そういうことですね。 アオトくん。
[アオト]
今は14歳で、今年で15歳です。
[江良]
15歳。何年生?
[アオト]
今、中学3年生です。
[江良]
中学3年生。ユウラくん。
[ユウラ]
僕もアオトと一緒で、中3の年です。
[江良]
じゃあ、みんな同じ中学校だった?
[ユウラ]
はい。

[江良]
なるほど。 じゃあ、吹奏楽でその3人が一緒で。 吹奏楽ってことは、普通にクラシックとかを、クラリネットとか、トロンボーンとかやってて、 で、なんでこういうバンドをやろうってことになっていったんですか?
[ユウラ]
僕がギターを始めて、ベースのツバキとドラムのミズキがもう楽器始めてたんで、そこでちょっとやってみようみたいになって。確か。
[江良]
じゃあ、学校のクラブ活動もないってことは、最初どういうとこで、みんな誰かの家に集まって、ちょっとセッションしてみようよみたいな感じだったの?
[ユウラ]
はい、ミズキの家に納屋があるんですけど、そこで3人でセッション。セッションじゃないけど楽器で演奏してみたいな感じですね。

[江良]
なんか納屋スタジオがあるって噂はちょっと聞いたんだけど。
[ユウラ]
そうです。
[江良]
納屋にドラムが置いてあって、アンプが置いてあって、でもやっぱりこういうところだから、ガンガン音出しても平気。スタジオ入っても。 僕東京から来てるんだけども、やっぱ東京だとスタジオ入るとお金かかったりとか、あと学校とかだともちろん5時ぐらいになったら帰らなきゃいけないとかね。僕も中学校の時バンドやってたんですけど、ある程度なんかあれですけど、友達の家の納屋でドラムとかあったら結構ガンガンやって、それが楽しくてハマっていったみたいな感じ?
[ユウラ]
そうですね。 うん。
[江良]
最初はどんな曲をなんか合わせたりとかしてたんですか?
[ユウラ]
小さな恋の歌を
[江良]
モンパチ
[ユウラ]
モンパチの。「小さな恋の歌」をやってたはず。
[江良]
その時はあれなんですか、ボーカルがいないじゃないですか。インストじゃないですか。やっぱり最初からボーカルはいないで。
[ユウラ]
ボーカルはずっと今いないですね。
[江良]
なんかでも、あれ去年の街のお祭りなんですか?お祭りで4曲ぐらいやってらっしゃったときは、椎名林檎さんの曲を。

[ユウラ]
「丸の内サディスティック」をゲストでボーカル出演してもらって。
[江良]
あれは友達の、学校の友達の女の子、歌ってたのは。
[ユウラ]
先輩の友達に歌ってもらいました。
[江良]
でも、今回、「POWER BOYZ」は完全オリジナルじゃないですか。曲は誰が作ったんですか?
[ミズキ]
ピアノのアオトとドラムの僕がだいたい作りました。
[江良]
普段どんな音楽を聴くんですか? すごい疾走感あって、気持ちいい曲だなと思いましたけども。
[アオト]
坂本龍一とか。あとはチリー ゴンザレス(Chilly Gonzales)とか。やっぱりそういう、ピアノで、ソロでかっこいい人をずっと車の中で聴いてました。
[江良]
最初のフレーズはアオトくんが作ったの? 2人でどういう風に曲作りが進んでったの?
[ミズキ]
僕が最初にコード作って、それに、最初僕だよね、多分ね。
[江良]
最初のモチーフのコード進行があって、それを渡して作っていった。
[ミズキ]
そんな感じです。
[江良]
でも結構アレンジが効いてるっていうか、 アレンジとかは、デモテープみたいなのを2人で作ったの?最初に。譜面を作ったの?
[アオト]
コードを動画で送ってもらって、それを何回か聴いて、 どんなメロディーがいいかなみたいなことを考えて、結構明るい感じで、自分は結構暗い曲を聴いてたので、そういう感じの曲を作るのにあんまり慣れてなかったから、そういう関係のアーティストとかの曲をたくさん聴いて参考にしました。
[江良]
普段どんな曲聴いてるの?

[ミズキ]
バンドを始めた頃は、ツバキもユウラも僕もキングヌー(KING GNU)にハマってたんですけど、最近僕は、ヨナヨナウィーケンダーズ(YONA YONA WEEKENDERS)っていう東京で主に活動している、あんまメジャーじゃないんですけど、渋谷系みたいなオシャレな音楽を聴いてます。
[江良]
じゃあそういう、でも2人でちょっとこうね、そういう自分のルーツというかね、聴いてることを反映してて、で、なんかこう、動画がユウラくんに送られてきたって感じだったんですか?
[ユウラ]
そうですね、はい。
[江良]
で、そっからこう、なんていうの、それぞれのベースと、もう一人のギターの人とかも含めて、どういうふうにこう、じゃあその納屋スタジオに集まって、なんかこう、アレンジをこう、仕上げてこう、みたいな感じになってたんですか?
[ユウラ]
そうですね、確か。
[江良]
どれくらい前に作った曲なの?
[ミズキ]
去年の夏、8月ぐらいに作りました。
[江良]
じゃあその、僕見た動画は夏祭りなのかな、あれは。
[ミズキ]
あれは9月の秋なんです。
[江良]
で、結構あのお祭りに向けて、結構なんかちょっとオリジナルやってこうよ、みたいな感じだったの? ライブは、あれが2回目だったんでしたっけ?
[ミズキ]
そうですね。
[江良]
最初のライブはどこでやってたんですか?
[ミズキ]
最初のライブは水の駅の裏でやりました。
[江良]
それは、なんかイベント?
[ミズキ]
まあイベントの一部でやりました。
[江良]
でも、ね、あの、それキングヌー(KING GNU)のコピーとかじゃなくて、オリジナルやろうと思ったのは何でだったの?
[ミズキ]
その、湖人祭りっていうのが、それでやったんですけど、その時にオリジナル作ってみたいなの頼まれて、それで作りました。

[アオト]
その時アオいなかったよね。それ、それなんか、なんだっけ、夏祭りだっけ? 夏祭りで、その、しゃけのかわで新曲作るんだけど、アオトお願いできるか?みたいなこと言われて、やるしかないだろうって。 ミズキと、なんか、ユウラと、他のメンバーと、なんか言ったの覚えてます。
[江良]
ユウラ君は?
[ユウラ]
全然覚えてないですね。
[江良]
そうなの。でもどれくらい、なんか練習はどれくらいの頻度でやってるんですか? メンバーがね、なんか物理的に、いつからこう、その時は一緒にこの街の、でいらっしゃったの?
[ユウラ]
はい。まだ、あの、ツバキが一番上なんですけど、まだ中3で、うちら中1だったんで、まだ洞爺にいて、で、それでミズキんちに結構、ちょくちょく、頻繁に集める、集まれたんで、練習できてたんですけど。今年?じゃ、去年か。去年からツバキが。
[江良]
去年の4月から札幌の学校に行かれてるんだよね、さっきね。
[ユウラ]
そうですね。高校に行ってて、だからあんまりメンバー全員では集まれてなかったですね。
[江良]
でも、この3人は結構集まってやってらっしゃるの?
[ユウラ]
うーん、いや、そこまで、そこまで集まってもないけど、 結構家で自主練っていうか、そういうのをちゃんとしてると思う。
[江良]
でもなんか、あの、でもなんか新しい曲とかも作ったりとかしてるんですか?
[ミズキ]
次、その、兄弟が帰ってくるのがゴールデンウィークって言ってたので、その時に2日ぐらいで仕上げるかっていう話を今してます。
[江良]
で、やっぱり、その最初のコードのモチーフとかはミズキくんが作ってくの?
[ミズキ]
そうですね。大体僕はコードだけ考えてます。
[江良]
で、それをみんなでシェアしてて、2日でガッと仕上げていく。ちなみにそのPower Boysっていうのは、結構なんかあの勢いがなんかピッタリの曲名だなと思いましたけど、これはあの、何、どういう由来なんですか?曲名は。
[ミズキ]
この曲の、決めたのはリーダーが決めたんですけど、いろいろ候補がたくさんあって。
[江良]
インストってちょっと難しいよね、曲名作るのね。
[ミズキ]
候補がたくさんあった中で、なんかいろいろくだらないのが中にはあって。
[アオト]
モンスターパラダイスとか。青いブルーとか。
[ミズキ]
いろいろあったね。その中でリーダーが「POWER BOYZ」って言ったんで、それになりました。
[江良]
なるほど、なるほど。でも本当になんかね、こう、エネルギーを感じる、疾走感ある曲だなと思いますけども。なんかこれからは、そういう意味でメンバー離れたりとか。 あれ、あとじゃあ、今卒業されて、社会人になって、バンド活動頑張ってるって感じなんですもんね。
[ミズキ]
働いてます。
[江良]
だから、これから、なんか、しゃけのかわ、どういう感じになっていきたいかと。あとね、個人、自分個人もどういう風になっていきたいかとか。難しいですか?
[ミズキ]
とりあえず、しゃけ、だけあるんで、北海道に名を知らせたい、ところまでは行きたいですね。
[江良]
なるほど。

[アオト]
自分は、えっと、あ、ごめん。自分は、今年中にライブを5回ぐらいできたら、めちゃくちゃいいなと思ってます。 じゃあ次、ユウラ。
[ユウラ]
僕は、セッションとかアドリブでギターを弾くっていうのが、あんまりまだできてないんで、そこをちゃんとできて、楽しくできたらいいなと思います。
[江良]
でも、この環境でライブやろうっていうと、街でも自分たちが参加できるようなイベントが結構あったりするんですか? とか、学園祭とかがあって、年間5回っていうのは、結構普通に、簡単にできる、簡単にっていうことでもないと思うけど、機会としては結構、メンバーが揃えば結構できるようなことなんですか?
[アオト]
5回って難しい?
[江良]
多分、いわゆる一般の夏祭りとか、湖人祭りとか、今出たようなイベントには出てるけど、プラスでもっと自分たちでも、ライブ自体をオーガナイズするっていうことでもないと思うけど、 何か色々探していかないといけないみたいな感じなのかな。
[ミズキ]
はい。
[江良]
でもね、やっぱり場数大事ですもんね。もっともっともっと上手くなれるよね、多分ね。ライブは色んな人に聞いてもらう機会をどんどん作っていけるといいですよね。
[ミズキ]
そうですね。
[江良]
はい、ありがとうございます。では、これからの意気込みというか、「POWER BOYZ」を聴いてくれているリスナーの方に何かメッセージを。どういうものを届けたいとか、自分たちはどういう気持ちで演奏しているんだとか、自分たちが演奏しながらどういうことを感じているかとか、何かないですか?
[ミズキ]
聴いてる人も楽しいし、やってる自分たちも楽しい感じにしていきたいなと思います。

[江良]
なんかでも本当に、インスタね、インスタアカウントあるんで、ぜひウェブサイトからみんなチェックしてもらえればと思いますけど、 インスタのそのアカウントに去年のお祭りの4曲やってるのがあがってますけど、映像を見てるだけですけど、街中のみんなが盛り上がってそうな、映ってないから想像なんですけど、歓声とか、地域のみんなに応援されてる感じがすごい。実際音としても、ベースの彼もすごい、ボコボコボコボコボコ弾くしね、地域のみんなが乗れてるというかね、そういう雰囲気がすごい伝わってきたから、ぜひみんなもね、皆さんも、しゃけのかわ、インスタフォローしていただければと思います。あとね、今日みんなのTシャツを、みんなじゃないかもしれないけど、しゃけのかわ、オリジナルTシャツも、なんかこのロゴかっこいいですね。これは誰がデザインしたんですか?
[アオト]
これは、この、洞爺のデザイナーさんに、友達のデザイナーさんに頼んでもらいました。で、ここのしゃけのかわの、
[江良]
なんかね、ラメ入ってるんですね。
[アオト]
部分は、そのデザイナーの娘さんが描いてくれました。
[江良]
なるほどね。ぜひ、これもかっこいいんで、なんかインスタを見ると、DMをすると買えたりもするらしいんで、ぜひ気になる方は、ぜひ見てみてください。はい、じゃあ、何か言い残したことありませんか?大丈夫ですか? じゃあ、言葉で伝えるというよりも、最後、もう一回ね、 曲をみんなに聴いてもらって、終わりにしたいと思うので、最後、みんなから曲紹介をぜひお願いします。
[ユウラ+アオト+ミズキ]
はい。しゃけのかわで、「POWER BOYZ」!

[江良]
はい、しゃけのかわでした。今日はどうもありがとうございました。
[ユウラ+アオト+ミズキ]
ありがとうございました。